巨人・小林誠司が正捕手獲りに名乗り 「身内」から求められる「打撃成績」とは
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巨人・小林誠司捕手(33)が勝負の来季に向け打撃改善を誓っている。
小林は10日に都内で行われたトークショーに、元木作戦兼内野守備コーチとともに参加。その中で、元木コーチが小林への来季課題を聞かれると、「打て!」と単純明快な指令を出した。
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いわれた小林も「打ちます!」と高らかに宣言した。今季の小林は60試合で打率・148に低迷。2年連続で打率1割以下(20年度・打率・056、21年度・打率・093)と極度の不振に陥った過去2年間よりは若干、成績も向上したが「9人目の野手」としては依然物足りない数字となっている。
強打を誇る後輩の大城に主戦捕手を奪われる要因は打撃であることは本人も痛いほどわかっている。
危機感を強めるのはチーム内の世代交代が進んでいることにもある。今季は主戦捕手の大城に加え、岸田、山瀬、喜多など多くの捕手がマスクをかぶった。
中でも正捕手の座を争う大城は今季115試合に出場、打率・266、13本塁打、43打点とキャリアハイの成績を残した。プロ5年目にして本格覚醒の兆しを見せている大城を原監督も認めているという。大城は勝負の来季に向けて「2割8分以上打てるように」と目標を掲げている。
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