阪神・サトテルをアシストするV奪回への「使者」とは
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阪神は15日に行われた初の対外試合、楽天との練習試合(金武)に16ー1と大勝。14安打16得点の大暴れとなったが、チームの主力として期待される佐藤輝明内野手(23)も4打数3安打4打点と存在感を示した。
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「5番・三塁」で先発出場した佐藤輝のバットが止まらない。初回、2点を先制した直後、一死二塁で打席が回ってくると楽天・高田孝の135キロを右中間へ運び、適時二塁打をマーク。その後もいずれも打者を置いた場面で中前、右翼線への二塁打と3連続適時打でチームを盛り上げた。
これには佐藤輝にしばしば厳しい目を向けてきた岡田彰布監督(65)も「ゲームになってくると重心も低くなってくる。練習のときよりも実戦になったほうがそういう姿勢が見えてくる」と求める新フォームも形になってきたと評価した。
4番候補の大山悠輔(28)とともにチームを引っ張ることが期待されている。上げ潮ムードの裏には、かつての助っ人の存在も大きかったようだ。
14日、阪神キャンプを訪れたのはかつてのチームメート、ジェリー・サンズ駐米スカウトだった。佐藤輝とはルーキー時代の2021年シーズン、共に戦い、現役時代は打ったときのパフォーマンス「ハッピーハンズ」で阪神ファンからも愛された。
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