吉田輝星、全12球団の評価 調査書の数は「9球団くらい」

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 今夏、甲子園準優勝の活躍で、一躍スターとなった金足農(秋田)吉田輝星投手(3年)がプロ志望届を提出した。進路については、恩師のいる八戸学院大(青森)と迷っていたが、10日の記者会見で「プロ一本、12球団OK」と明言。25日に実施されるプロ野球ドラフト会議の「目玉」となることが確実となった。プロ志望届を出す前の段階で、プロ球団から吉田への調査書の数は「9球団くらい」という。

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金足農・吉田が「好きな球団」の巨人 松本竜、辻内…高卒ドラ1投手は大成しないデータも(https://cocokara-next.com/athlete_celeb/kouseiyoshida-favorite-team/)


 こうなると、吉田を1位で指名するのはどの球団か? はたまた複数球団に指名され、クジによる抽選になるのか? 1位指名確実のドラフトについて、12球団のコメント、評価から動向を探った。

○=指名の可能性十分
△=指名の可能性あり
×=指名の可能性低い

○ 広島(セ1位)
苑田スカウト統括部長の「夏から見た高校、大学の投手でナンバーワン」のコメントからわかるように高い評価。充実の戦力でリーグ3連覇を果たし、即戦力を急いで獲得する必要がない背景もあり、1位指名もありそうだ。

○ ヤクルト(セ2位)
橿渕スカウトグループデスクは「阪神藤川のような球質。高校生トップの位置づけ」と評価。先発のコマが足りないチーム事情だが、「連投ができるので評価が上がった」とも話しており、中継ぎにも適性を見いだしている。

× 巨人(セ3位)
吉田が好きな球団として挙げたが、鹿取GMは「スカウトから高い評価が上がってきている」と控えめなコメントだった。「ポスト坂本」となる遊撃手として大阪桐蔭・根尾をより高く評価。吉田指名の可能性は低い。

○ DeNA(セ4位)
高田GMは「直球はすでに一流。間違いなく1位候補」。吉田の修正点も挙げるなど、即戦力としての期待がコメントにうかがえる。近年は1位指名の大卒投手が活躍する傾向が強かっただけに、高校生の吉田をどう判断するか。

× 中日(セ5位)
大阪桐蔭・根尾の1位指名を公表。山本スカウトが「スイッチが入った時の直球は素晴らしい」とコメントし、外れ1位の可能性を捨てていないが、吉田が1位で消えることはほぼ間違いない状況。指名はないだろう。

○ 阪神(セ6位)
17年ぶり最下位に沈み、即戦力投手の補強が急務となるが、谷本球団副社長兼球団本部長は「すぐ出てくるんじゃないかという評価。監督も気に入っている」。監督問題などゴタゴタだが、負のイメージを払拭するだけのスター性、話題性が吉田にはある。

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