侍ジャパン、韓国を13-4で粉砕!2連勝で予選突破へ大きく前進【WBC】
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侍ジャパンが3月10日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)プールBの第2戦・韓国戦で13-4の勝利を飾った。先発のダルビッシュ有(36)が3回に3点を喫したものの、裏の攻撃で一挙4点を奪い逆転。さらに近藤健介(29)のソロアーチや6回の猛攻などで9点を追加し、韓国を圧倒した。
この試合の勝負所は3失点した直後、3回裏の攻撃だろう。先頭打者の源田壮亮(30)、続く中村悠平(32)がともに四球を選んでノーアウト一・二塁とし、ヌートバー(25)のセンター前タイムリーで1点目。さらに、近藤がセンターオーバーの適時二塁打で続くと、大谷翔平(28)が申告敬遠された後に、吉田正尚(29)がセンター前への2点タイムリーを放って一挙4点を奪い逆転に成功したのだ。
【動画】侍ジャパンが一挙4点で韓国を逆転!吉田正尚が放った会心の2点タイムリーのシーン
侍ジャパンはその後、5回に近藤のソロなどで2点、6回に大量5点を挙げて試合の趨勢を決めた。そして7回、満塁のチャンスで大谷が打席に入ると、相手バッテリーのエラーで12点目。さらに大谷、吉田が四球を選び押し出しで13点目を挙げている。
見せ場は山ほどあった。大谷は5回にツーベース、6回にライト前タイムリーを放つなど、随所で能力の高さを発揮。センターに入ったヌートバーも浅いフライをダイビングキャッチするなど、守備でも魅せた。打線では村上の不調が気がかりだが、本塁打も放った近藤や逆転タイムリーの吉田をはじめ、好調の選手が目立ってきた。投手陣も、今永昇太(29)、宇田川優希(24)、松井裕樹(27)、高橋宏斗(20)とつないだ継投は危なげなく、チームとしての一体感や総合力は、右肩上がりに来ていると見ていいだろう。
この勝利で侍ジャパンは中国戦に続き2連勝。プールB首位に立ち、予選突破に大きく前進している。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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