【WBC】「本当に頼りになる」球界OBから指摘された世界一奪還に結びついた「4人の侍の名前」
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野球日本代表「侍ジャパン」は21日(日本時間22日)第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の決勝(マイアミ・ローンデポパーク)で米国と対戦し3-2と下し、第2回大会以来、14年ぶりの世界一に輝いた。
世界一奪還に結びつけた侍ジャパンの戦いぶりを球界OBも絶賛。様々な角度から勝利に結びついた要因を分析する声も上がっている。
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現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチも務めた野球解説者の高木豊氏は22日に自身のユーチューブチャンネルを更新。侍ジャパンの快挙をたたえると共に、キーマンの名前を挙げた。
前日に引き続き、動画の冒頭では感動のあまり涙をこらえきれなかった高木氏。まずは「栗山監督、優勝おめでとうございます!」と祝福。世界一に結実させた栗山英樹監督の采配に関して「夢のつまった野球、みんなが思い描いていた野球を見せてくれた、見事な采配だった」と高く評価した。
一方で劇的な勝利も多かった今大会に関して「より心のつながりを感じた戦いだった」とした。まずキーマンとして挙げたのはヌートバーだった。「本気と勢いを見せてくれた」と高木氏。「何事も全力でやる一生懸命さと、1番バッターとしてチームに勢いをつけてくれたのは大きかった」と日本中に大ブームを巻き起こしたヌートバーの献身を認めた。
次に名前を挙げたのは大会最多得点となる13打点をあげた吉田正尚だった。「多くは語らないけど、黙々と自分のやるべきことをやる」「彼の存在に村上が助けられた」と何度もチームのピンチを救う働きを見せた吉田の存在をたたえた。