アメリカを凌駕した侍ジャパンの“パワー野球”を侍OBが称賛!「もうスモールべースボールじゃない」

タグ: , , , , , 2023/3/22

(C)Getty Images

 侍ジャパンは3月22日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の決勝・アメリカ戦に臨み、3-2で14年ぶり3度目のWBC制覇を成し遂げた。

 1点ビハインドで迎えた2回、先頭打者で打席を迎えた村上宗隆がアメリカの先発投手・ケリーが投じた初球を完璧に捉え、同点弾を放った。さらに、この回チャンスを広げると、1番のラーズ・ヌートバーの二塁ゴロの間に1点を奪い、逆転に成功。アメリカを突き放したい侍ジャパンは4回、先頭で岡本和真に打席が回ると、相手投手の変化球を捉え、打球を左中間スタンドに運び、貴重な追加点をもたらした。

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 一方、投手陣は世界一奪回に向け、8回にはダルビッシュ有が登板するなど、マシンガン継投でアメリカ打線を2失点に封じた。運命の最終回では日本が誇る“至宝”大谷翔平が登板。大谷は2アウトを奪い、最後の打者マイク・トラウトを三振に打ち取った。この瞬間、侍ジャパンが世界の頂点に立った。

 2006年の第一回大会で世界一を経験した“先輩侍”は、14年ぶりのWBC制覇を成し遂げた後輩を祝福した。元巨人エースで、メジャーでも活躍した上原浩治氏は22日、自身のYouTubeチャンネル『上原浩治の雑談魂』で動画を配信し、WBC決勝戦を振り返った。

 上原氏は「日本ラウンドから接戦を経験していなかったけど、準決勝、決勝は両方とも1点差をものにして勝った。強いチームだなと思ったね」と話し、栄冠を勝ち取った侍ジャパンを称えた。

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