【ゴルフ】規格外のヘッドスピードを生むためにフィジカルを鍛える!
[文:トータルゴルフフィットネス – ゴルファーのための会員制フィットネスクラブ(https://www.tg-fitness.net/)]
トータルゴルフフィットネス トレーナーの池田です。
小宮トレーナーのヘッドスピードを60m/sに上げる取り組みとして今回は私がトレーニングをサポートしていきたいと思います。
前回、江澤トレーナーのトレーニングではパワーのトレーニングやスキルを上げるトレーニングをメインで行なっていましたので今回はフィジカル、筋力を上げるトレーニングを行なっていきたいと思います。
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速いヘッドスピードを生むにあたって、そもそも高い筋力がなければ力強い筋力を発揮することが出来ません。
筋力を上げて高い出力を出せる身体を作っていきましょう。
ヘッドスピードを上げるためのトレーニングはこちらをご覧ください。
トレーニング紹介
最初に行うフィジカルトレーニングは『 ベンチプレス 』です。
ベンチプレス
ゴルファーにベンチプレスは必要ないや上半身のトレーニングは必要ないと言われますが、実はそんなことはありません。
下半身で生まれたパワーをしっかりとクラブに伝えるために上半身の筋力はとても重要になりますのでしっかりと上半身も鍛えていきましょう。
まずはカタチ作りのために20kgの重さで10回行います。
ウォーミングアップを終えたら重さを60kgでセットします。
メインセットは筋出力のトレーニングを行うため5回でセット数を多めの10セット行います。
今回のベンチプレスでは大胸筋を鍛えるためのベンチプレスを行うのではなく、プッシュを鍛えるためにベンチプレスを鍛える事を目的として行なっていきます。
この種目では
・腰を反りすぎて背中のアーチを大きくしすぎること
・胸をタップする際に大きなバウンドをしてしまうこと
に注意をして行なってください。
続いて行うトレーニングは『 ベントオーバーロウ 』です。
ベントオーバーロウ
先程プッシュを鍛えるためにベンチプレスを行ったので、続いてはローイングの動きであるこの種目を行います。
ベントオーバーロウでもウォーミングアップとして20kgで10回動いていきます。
メインセットでは40kgで10回10セット行なってしっかり負荷をかけていきましょう。
この種目では
・肩のすくみ
・反動を使い重さを持ち上げてしまう
ことに注意をして行なってください。
続いて行うトレーニングは『 デッドリフト 』です。
デッドリフト
デッドリフトでは爆発的な下半身の筋力を上げるために行なっていきます。
今回行うデッドリフトではヘックスバーを使用して行なっていきます。
ヘックスバーがない環境でしたら、ストレートバー(オリンピックバー)で行なってもらって構いません。
まずはウォーミングアップで20kgを10回行なっていきましょう。
上体が倒れすぎないようにしっかりと股関節を動かしながら行います。
少し重さを上げて60kgで10回行います。小宮トレーナーの場合これがメインセットではないのでアップの一部の重さです。
デッドリフトを行うときにお腹部分にベルトを巻く人は多くいると思います。
これは外的に腹圧を高めて腰椎の安定を出すことを目的として行なっています。
今回はベルトを使用せずしっかりと自分の力で体幹を固めることをしていきたいのでベルトはなしで行います。
それではメインセットに移ります。
重さは100kgで5回10セット行います。
この種目では
・腰の反りすぎ
・膝が内側に入ってしまう
ことに注意をして行なってください。