CSの熱戦に水を差した?西武ファンのブーイング

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 球場が異常な雰囲気に包まれた。メットライフドームで開催された西武―ソフトバンクのクライマックスシリーズ・ファイナル第5戦。打撃練習中だった。デスパイネが右打席に立つと左翼席の西武ファンから大きなブーイングが。打球が左翼席に入る度に、右翼席のソフトバンクファンからは対照的に拍手がわき起こった。

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 伏線は前日の第4戦にあった。西武・森友哉捕手が初回の守備で負傷交代。デスパイネが初球を空振りした際に大きく弧を描いたバットが、捕球した直後の森の左手首を直撃したのが原因だった。デスパイネが心配そうに見つめたが、森は痛みで顔をゆがめて三塁ベンチに戻りそのまま交代。試合中に病院に向かい、左手首打撲と診断された。

 攻守の柱の森が予期せぬアクシデントで初回に負傷交代。チームにとっても大きな痛手となった。デスパイネは2打席目以降、西武ファンのブーイングを浴びた。翌日の打撃練習中もブーイングは続いた。ただデスパイネに一方的に非があると解釈するのは酷だ。森は負傷交代した試合後に「デスパイネはいつも『(捕手の座る位置を)下がって』と言ってくれるんですけど、僕の不注意です」とコメントした。だが、一部のファンの相手主砲への怒りは収まらない。このブーイングにネット上で批判的な声が多かった。「西武ファンだけど、マジでブーイングをやめてほしい」、「森がこう(自身の非を)発信しているのにファンがブーイングって森もデスパイネもかわいそうや」「ブーイングなんかして森が喜ぶとでも思っているのかな」と西武ファンからも非難の書き込みが目立った。ソフトバンクが4勝2敗と西武に下克上を果たして日本シリーズに進出したが、デスパイネは心の底から喜べたとは言えないだろう。森もブーイングを望んでいただろうか。両チームは熱戦を繰り広げたが、後味の悪さは拭いきれなかった。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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