「長打に苦しんだ」大谷翔平、今季最多5失点で2敗目 米メディアは複数被弾にフォーカス「過去7登板で4度目」
5失点を喫して負け投手になった大谷。バットからも快音は聞かれなかった(C)Getty Images
エンゼルスの大谷翔平は現地時間6月2日(日本時間3日)、敵地でのアストロズ戦に先発登板、打者としても今季初めて1番打者に起用されるも、投打で結果を残すことができなかった。チームも2-6で敗れている。
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大谷はこの日のマウンドでは初回、内野安打で出塁となったランナー一人を置いた場面でアストロズのヨルダン・アルバレスにスライダーをとらえられ、ライトスタンドへの先制2ランを許す。その後、4回までは無失点に抑え、ペースに乗ったかに思われたが、5回は四球から連打を浴び、追加点を奪われる。続く6回にもアウト2つを取った後、7番のチャス・マコーミックを内野安打で出塁させると、8番コーリー・ジュルクスに今度はレフトスタンドへのホームランを浴びてしまう。
結局、今季12度目の先発マウンドとなったこの日は6回107球を投げ、三振6つを奪ったものの、9安打5失点で今季2敗目を喫した。被安打9は今シーズン最多、5失点もワーストタイと、苦しい内容となった。
また、バッティングでも4打数ノーヒット1四球。2度、走者を置いた場面で打席が回ってきたものの、いずれも凡退となり、9回はランナー1・3塁だったがレフトフライに終わり、この試合の最後の打者に。アストロズとの2戦でまだ快音は聞かれておらず、昨年8月以来のトップバッター起用も実らなかった。