大谷翔平、窮地脱出の一打に賛辞続々! 米記者は「チームを救ったのは間違いなく二刀流スターだ」と絶賛
決勝となる一打を放った大谷。その値千金のタイムリーに賛辞が相次いだ。(C)Getty Images
土壇場でチームを窮地から救ったのは、大谷翔平(エンゼルス)だった。
現地6月4日に行なわれたアストロズ戦で「1番・指名打者」で先発した大谷は、8回に決勝打となるタイムリーツーベースを放つなど、4打数1安打1打点を記録。チームの連敗を3でストップさせた。
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1-1と膠着状態が続いていた8回表2死一塁の局面で打席に立った大谷は、この手に汗握る局面で対峙したのは、相手2番手のフィル・メイトン。回転数の多い速球とカーブを軸にするメジャーでも指折りのリリーバーだ。
今季ここまで防御率0.98、被打率.149しかない右腕に対して大谷も苦戦。カーブにタイミングが合わずにフルカウントまで追い込まれてしまう。しかし、背番号17は指をくわえてみているだけでは終わらなかった。インローに投じられた75.6マイル(約121.6キロ)のカーブをジャストミートし、ライトフェンス直撃のタイムリーヒットとしたのだ。
まさに値千金の一振りだった。連敗中だったチームを勝利に導いた“難敵”からの大谷の一打には、現地識者も賛辞を惜しまない。MLB公式サイトでエンゼルス番を務めるレット・ボリンジャー記者は「同地区のライバルであるアストロズから4連敗を避けるために、どうしてもビッグヒットが必要だった。そんな8回にチームを救ったのは、間違いなく二刀流のスーパースターだった」と絶賛した。