錦織圭が1年8か月ぶりに実戦復帰へ!「不安とワクワク感と両方ある」と意気込み
2021年10月以来の試合出場となる錦織圭(C)Getty Images
錦織圭が1年8か月ぶりにコートに帰ってくる。
2021年10月を最後に長期欠場となった錦織。自身3度目の“メス”となる股関節手術、一進一退を繰り返したリハビリ、復帰への焦りや不安などを乗り越え、ついに12日開幕のパルマス・デル・マル(ATPチャレンジャー)で戦いのコートに立つ。5月中旬、米国で復帰に向けて練習を重ねる錦織が、今後の復活への青写真など語ってくれた。
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【錦織圭インタビュー】
――まもなく復帰ですが、率直な今の気持ちは?
まだあまり実感がないというか、もう少しのところまできています。試合ができるのかという不安と早く試合をしたいワクワク感と、両方大きくありますね。100、100ぐらいです。
――現在の状況は?
今はだいぶ不安が取り除けています。この2か月くらいで急に良くなりました。昨年1月の左股関節の手術から始まって、昨年の9月か10月くらいにそろそろ復帰できそうな時に足首を捻挫してしまいました。それが普通の捻挫ではなく、神経に関わるような痛みになってしまい、(治るまでに)思った以上に時間がかかってしまいました。その後、今年の2月か3月くらいに急に良くなってきました。今はけっこう動けてポイント練習もできているのですが、まだ2セット、3セットを耐えられるところまではきていません。耐久性というところが、もうちょっとかな、という感じです。
――復帰できると実感したのはいつでしょう?
いけると思ったのは4月くらいからです。先月くらいから痛みがなく、けっこう動けるようになってきました。それまではちょっと動くのも痛みがあって、ポイントすらできない感じでした。最近はポイント練習も始めて、サーブから始める練習もできています。