迷えるエンゼルスの進むべき方向は?「チームの優先順位をどこにつけるか」トレード話が再燃する大谷翔平をめぐって前指揮官から球団フロントに注文の声
去就をめぐって大きな注目を集めている大谷(C)Getty Images
トレード話が再燃しているエンゼルス・大谷翔平に前指揮官から注目発言が飛び出している。
ここにきて主砲のマイク・トラウトが左手有鉤骨骨折で離脱を強いられるなど、目指すプレーオフ進出に暗雲が立ち込めてきたエンゼルス。投打二刀流で孤軍奮闘する大谷は「まだまだできることはある」と気を吐くが、本人の去就にも再び注目が高まっている。
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8月1日のトレード期限をめぐってはすでに球団フロントが今季中のトレードはないことを明言。大谷と今オフの再契約を目指す方向性をしっかりと示す中、ここにきてチームに故障者が続出していることもあり、現地識者の間からも大谷を放出してチームを立て直すべきなど様々な声も上がり始めた。
そんな中、昨年までチームの指揮を執り、二刀流、大谷の良き理解者だったジョー・マドン前監督は現地7月5日(日本時間6日)にMLB専門局「MLBネットワーク」の番組「MLBNOW」公式ツイッターが公開したインタビュー動画内で発言している。
番組ホストのブライアン・ケニー氏が「あなたは球団内にいました」と前置きした上で、ずばり「このオーナーとGMのもとでショウヘイ・オオタニがトレードされるのは難しすぎるでしょうか?」と〝直球質問〟をくり広げると、マドン氏は「可能ではあるでしょう。彼ら次第でしょう」と応えた。