「二度と見ることない」大谷翔平の偉才に米球界の“投打の伝説”が賛辞! 大投手クレメンスは「本当に圧巻」と脱帽
オールスターでも話題が尽きなかった大谷。その存在はレジェンドたちをも唸らせる。(C)Getty Images
米球界で「他に誰もいない」と称される投打二刀流を続ける大谷翔平(エンゼルス)の娯楽は全く尽きない。現地7月11日に行なわれたメジャーリーグのオールスターにおいても異彩を放った。
今季の前半戦で魅せた快進撃は凄まじいものがあった。打っては32本塁打でキングを独走。さらにOPS(1.060)は両リーグで唯一「1」を超えるハイスタッツを記録。投げても17先発で7勝、被打率(.189)と奪三振率(11.84)でリーグトップに君臨。ファン投票におけるアメリカン・リーグの最多得票(264万6307)も納得のパフォーマンスだった。
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ゆえに大谷は“夢舞台”においてもレジェンドから賞賛を寄せられた。試合中継を担った米スポーツ専門局『FOX Sports』は、一大センセーションを巻き起こしている二刀流戦士がどれだけ凄いのかをまとめた動画を作成。そのなかで、元ヤンキースのレジー・ジャクソン氏とロジャー・クレメンス氏が大谷への率直な想いをコメントしている。
まず、「他とどうしたら良いか分からないよ」と語ったのは、1970年代に主にヤンキースで活躍した大打者であるジャクソン氏だ。かねてから大谷への愛を口にしてきた77歳は「彼がやっていることを成し遂げるためには身体的な特別なスキルだけじゃなく、自分を見失わない精神力も必要だ。ここまで支配的なタレントは二度と見ることはできない」と褒めちぎった。