後半戦開幕後は“運命の9日間”? 大谷翔平のトレードに米敏腕記者が持論「エンゼルスは可能性を排除していない」
相変わらずエンゼルスは大谷を残す意向を見せているものの、トレードで放出する可能性は消えていないという。(C)Getty Images
メジャーリーグのトレード期限が間近に迫り、大谷翔平(エンゼルス)の去就により一層の熱視線が注がれている。
今季もエンゼルスは厳しい状況にある。春先こそ快調に勝ち星をあげていたものの、6月に入ってから主砲のマイク・トラウトとアンソニー・レンドーンが相次いで戦線離脱。主力に故障者が続出する不安定なチーム状況もあって前半戦を「借金1」で折り返すなど、チームは悲願のポストシーズン争いで劣勢にある。
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そうした状況下で、エンゼルスが今オフにFA(フリーエージェント)となる大谷をトレードに出し、チーム再建に踏み切るのではないかという見方が強まっている。現地7月14日にはMLBの公式ネットワーク『MLB Network』のジョン・モロシ記者が「エンゼルスはショウヘイ・オオタニのトレードの可能性を排除していない」と断言している。
国内外のあらゆる移籍情報に詳しいモロシ記者は、『Threads』の自身のアカウントで「引き続きオオタニをトレードさせるための基準は非常に高い」と指摘。そのうえで「チームは、その可能性を排除していない」と指摘し、こう続けている。
「エンゼルスの最終的な進路はこれから迎える本拠地での成績が大きな検討材料になる。現時点では多くの業界関係者が、まだトレードの可能性は低いと見ている」