団体競技における目標設定の罠
[文:スポーツメンタルコーチ鈴木颯人のメンタルコラム(https://re-departure.com/index.aspx)]
皆さん、こんにちは!
スポーツメンタルコーチの鈴木颯人です。
今回は、目標設定の罠についてお話ししたいと思います。
「全国大会優勝」
「インカレ優勝」
そして、
「オリンピックメダル」
どれも素晴らしい目標です。
どの目標も叶えるお手伝いをしてきた経験があります。
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アスリートたちは常に目標に向かって努力しています。
しかし、その中には心理的な罠が潜んでいることをご存知でしょうか?
そしてその罠とは、どんなものだと思いますでしょうか?
目標設定の罠を克服する為の方法について事例を交えながらお伝えします。
それが、団体競技での個人目標です。
チームに所属している人は、無意識にこんな目標を立てがちです。
それが個人目標を聞いてるのに、チーム目標を個人目標にしている人です。
この目標設定の仕方がダメだとは言いません。
しかし、チーム目標を個人目標にすることは本当に相応しいのでしょうか?
チームのために個人がいるのであればチームのために個人目標もあるはずです。
だからこそ、チームと個人は切り離して考える必要があると思っています。
その上で、私はこんな問いかけをします。
「チーム目標を叶えるために、あなた自身はどんな目標を叶えたいですか?」
このような問いかけで、大抵の選手は個人目標を語ってくれます。