創部71年目の名門チーム、チーム総攻撃で2連勝 序盤の苦しみを教訓に状態上向き
シーホース三河は前日のGame1で勝利し、今季のレギュラーシリーズ1勝2敗で迎えた名古屋ダイヤモンドドルフィンズとの「愛知ダービー」は互いに譲らぬ接戦となったが、3855人のファン・ブースターの後押しを受けて第4Qで突き放し、ホームゲーム7連勝を飾った。
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元来ディフェンスの強いチームだが、ようやく攻撃のリズムも整って来た。金丸晃輔、ジェームズ・サザランドを中心に攻撃陣がようやくかみ合い始めた。開幕7連敗など出遅れたが、徐々に新体制が機能し始め、十分に地区3連覇を狙える時間は残されていると感じた試合だった。
コートの外では、爽やかな秋晴れのもと、今季初めて豊田市で開催された「創立50周年記念 豊生ブレーキ工業株式会社 Presents シーホース三河ホームゲーム」。今季のテーマは、シーホース(タツノオトシゴ)vsドルフィンズ(イルカ)という海洋動物同士の対決にちなんだ「大海戦」!
「シーホース水族館(お魚すくい体験イベント)」やアイシンシーホース時代より約20年間に渡りオフィシャルサプライヤーとしてサポートしているコンバースジャパン株式会社、ゼットクリエイト株式会社の協力により、シーホース初の「歴代ユニフォーム展示」を開催。今季のユニフォームを着て撮影できる「なりきりブース」には長い列ができるほどの大盛況で「決戦」ムードを高めた。
1Q 三河 20–19 名古屋D
両者の意地がぶつかり合う激しい試合に
スターティング5は、#12西川、#14金丸、#32桜木、#33ジェレット、#46生原。
#46生原がアグレッシブなリングアタックで先取点を奪うと、名古屋Dは#12中東の3Pシュートで反撃。#24バーレルの連続得点で先行されると、#14金丸が3Pシュートとドライブの連続得点で取り返すエナジー全開の激しい主導権争いが続く。
残り4分に名古屋D#9安藤の連続3Pシュートで5点のリードを奪われるも、ミスマッチをついて#32桜木がダンクを叩き込み、#33ジェレットがブザービーターの3Pシュートを決めて、20-19と逆転して第1Qを終えた。