「オリオールズにとっての希望だ」今季7勝目を飾った藤浪晋太郎 地元メディアは好調の右腕に期待
好投を続ける藤浪。ポストシーズンでの活躍にも期待だ(C)Getty Images
オリオールズの藤浪晋太郎は現地9月9日(日本時間10日)、敵地で行われたレッドソックス戦に5回途中から救援登板。1回2/3、打者5人をパーフェクトに抑え、今季7勝目を挙げた。チームはこれで7連勝。藤浪が気迫の投球で連勝に貢献した。
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1点リードの5回1死一、二塁のピンチに3番手で藤浪が登板。9番コナー・ウォンの打席でダブルスチールを許し、二、三塁とピンチを拡大したが、158キロの力強い速球で浅いライトフライに抑えると、続くアレックス・バードゥーゴをセカンドゴロに打ち取り、見事火消しに成功した。
回跨ぎとなった7回もマウンドに上がった右腕はレッドソックスの上位打線に対し、自慢の速球でねじ伏せ、三者凡退に抑えた。特に4番のトリストン・カサズにはこの日最速となる161キロの剛速球で、空振り三振に仕留めた。
この日も好投を見せた藤浪はこれで9月に入ってから4試合連続無失点を記録。好調のチームに大きく貢献している。そんな右腕の躍動ぶりを現地メディアは取り上げ、残りシーズンの活躍に期待している。オリオールズ地元メディア『Birds Watcher』は「オリオールズはシンタロウ・フジナミに何を期待すべきか?」のタイトルで記事を配信し、藤浪について言及した。