まさに青天の霹靂 大谷翔平の“ロッカー騒動”は米メディアでも波紋「いなくなった」「エンゼルスでの時間は終わり」
欠場が続いていた大谷。彼の行動は小さくない波紋を広げている。(C)Getty Images
まさに青天の霹靂といった様子だ。現地9月15日に本拠地で行われたタイガース戦後に大谷翔平(エンゼルス)が、クラブハウスのロッカーを空にし、その場を去っていたと、複数の米記者が一斉に報じた。
米メディア『The Athletic』のエンゼルス番であるサム・ブラム記者がX(旧ツイッター)に投稿したところによれば、球団広報は「明言を避けた」。がしかし、大谷のロッカーは複数のシャツとバックを残しているのみ。ほぼ「空っぽになっていた」という。
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大谷の状態はかねてから不安視され続けてきた。8月23日のレッズ戦で右肘側副靭帯を損傷。その後も打者として出場を続けていたものの、今月4日のオリオールズ戦前の打撃練習中に右脇腹を負傷。チームには帯同し続けていたが、11試合連続欠場を余儀なくされてきた。
代理人を務めるネズ・バレロ氏が、今月6日の囲み取材で「どこかのタイミングで何かしら(手術など)治療をするだろう」と明言した通り、投手としての再起を望む大谷が、エンゼルスの地区優勝がなくなったこの日にレギュラーシーズンの切り上げを決断。早々に手術に踏み切る判断を下した可能性も考えられる。
いずれにしても、大谷が突如としてロッカーから“消えた”という事実は米メディアを騒然とさせた。