「オオタニに次ぐ注目度」「先発の4、5番手」MLB挑戦の日本人4投手を米大学紙が査定!「米ファンにはおなじみ」と言われた選手とは?
上沢、山本、今永、松井はどこに新天地を求めるのか(C)Getty Images、(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
2023年シーズンの全日程を終了したプロ野球では、今オフもメジャー挑戦が有力視されるプレーヤーの存在が注目を集めている。オリックスの山本由伸、楽天の松井裕樹、日本ハムの上沢直之の3選手は来季、MLBでプレーする意思を示しており、DeNAの今永昇太も海を渡る可能性が根強く囁かれている。
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それぞれ日本で高い実績を残した4投手がポスティング、海外FA権行使で今後、メジャー球団移籍を目指すことについては、米国内でもさまざまな分野のメディアが関心を寄せているようだ。マサチューセッツ州にあるブランダイス大学の学生新聞『The Justice』の中でも、来季のメジャーデビューが予想される4人の日本人プレーヤーが同サイト上において紹介されている。
「このグループのトップに位置付けられる」と同メディアも評している選手が、オリックスのリーグ3連覇の原動力となった山本だ。「MVPを2度、タイトル三冠と沢村賞も3度受賞している。NPBチーム、オリックスの不動のエース」とシーズンでの実績の他、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)での活躍にも言及。加えて「今年のフリーエージェントで、エンゼルスのスター選手、ショウヘイ・オオタニに次ぐほどの高い注目を集めている」と綴っている。
また、今永に対しても、「今年のWBC決勝を観戦したアメリカのファンにはおなじみかもしれない」と述べながら、「イマナガの実績はヤマモトには及ばないものの、2023年には奪三振数、2022年にはWHIPでリーグトップを記録している」と指摘。さらに「絶対的なパワーで打者を圧倒することはできないが、その強力なコマンドはメジャーリーグでも通用するはずだ。先発ローテーションの4、5番手として定着できる可能性が高い」と見通している。