近年故障に悩まされているトラウト 大谷翔平の退団で米識者が2024年は「なぜ最高の選手なのかを証明する」と主張する理由
実力に疑いの余地はない。新シーズンはトラウトにとって復活のシーズンとなるだろうか(C)Getty Images
今オフFA市場で目玉となっていた大谷翔平がドジャースへの移籍が決まり、エンゼルスには厳しい意見が集まっている。米メディア『CBSスポーツ』が発表した全30球団の補強ランキングでは最低評価の「Fランク」に沈んだ。
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二刀流スターが退団したが、来季のエンゼルスが浮上するために必要不可欠なのが主力の復活だろう。近年はマイク・トラウトやアンソニー・レンドーンなどが故障で離脱するケースが多くなっている。来季も同じような状況が続くと、大谷退団で空いた大きな穴を埋められるような大補強を行わなければ、さらに厳しいチーム状況に陥ることも予想される。
しかし、エンゼルスの番記者は大谷がチームを去ったことで来季のトラウトが復活すると独自の見解を示している。
エンゼルス専門メディア『Halos Today』が配信した記事の中で、MLB公式サイトのエンゼルス番を務めるレット・ボリンジャー氏のコメントを引用。同氏が「3度のア・リーグMVPと11度のオールスターに輝いたトラウトは、昨年7月3日のスイングで左足有鉤骨骨折を負い、実質的にシーズンを棒に振ったことで通常の数字には程遠かった。しかし、その時点で彼は調子が良く、(怪我がなければ)後半戦も素晴らしい活躍を見せていただろう」と記載。