ゴルファーのための食事学『骨の健康にはきのこを食べよう!』
[文:トータルゴルフフィットネス – ゴルファーのための会員制フィットネスクラブ(https://www.tg-fitness.net/)]
トータルゴルフフィットネス 管理栄養士の中島です。
ゴルファーの皆さん、『骨の健康』気にしていますか?
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一生涯健康に、歩いてゴルフをするために、最も大事なことの一つが骨の健康です。
骨の健康といえば、皆さんの頭に真っ先に思い浮かぶのはカルシウムではないでしょうか。
牛乳?ヨーグルト?チーズ?
いえいえ、カルシウムももちろん重要ですが、同様に欠かせないのが『ビタミンD』です!
今回はそんな『ビタミンD』と、この栄養素を含み、手軽に食べられる『きのこ』について解説します。
『ビタミンD』
ビタミンDは、骨の健康を維持する為に不可欠です。また、筋肉の炎症を抑制する為にも働きます。よって、ゴルファーがビタミンD不足となった場合、骨折や肉離れのリスクが上昇することが考えられます。
ビタミンDに関しての研究は多く、様々な論文が挙げられます。例えば、ビタミンDを補給することで、高齢者の筋肉パフォーマンスを向上させ、転倒のリスクを低下することが述べられています。(※1)
『なぜ今なの?』
今回のコラムを1月の現在『冬』に投稿させていただいたことには理由があります。ビタミンDは紫外線に当たることで皮膚で生成することが可能です。しかし、現在はどうでしょう?ラウンドの回数が減り、またラウンドをする場合でも、皮膚の出ない厚着をしている方が多いのではないでしょうか。
太陽の角度や、紫外線に当たる皮膚の範囲など、様々な要因が関わることから一概に何分太陽に当たればOK!という値を出すことは困難です。しかし、季節が大きな要因になるということは分かっています。日照時間の短い冬は、食事から!ビタミンDを積極的に摂取して欲しいと考えます。