【日本ハム】今季8人体制の助っ人陣をどう生かしていくか クリーンアップ候補に リードオフマンまで【野手編】
108発砲レイエスは持ち前の長打力を発揮できるか(C)Getty Images
オフに12球団1ともいえる、怒涛の補強ラッシュを見せた日本ハム。育成を含む6人を獲得、昨季からの残留組となったアリエル・マルティネス、ブライアン・ロドリゲスを加えた8人体制でシーズンに臨むことになった。
1軍では最大で4人までしか登録できないため、豊富な戦力をめぐって、どんな〝最適解〟を示すのか、新庄剛志監督の力の見せどころといえそうだ。
今回は野手として新たに加わった2名の助っ人をみていきたい。
まず指揮官からリードオフマン候補として活躍が期待されるのが、アンドリュー・スティーブンソン(前ツインズ・29)だ。
スティーブンソンの武器といえば、何といっても足と守備力にある。昨季は3Aで打率・317、16本塁打、57打点、44盗塁をマーク。センターラインを固める意味でも指揮官も中堅起用も視野に入れ、1、2番候補として期待を寄せる。
そして、長距離砲として期待されるのが、通算108発砲のフランミル・レイエス(前ロイヤルズ・28)だ。日米複数球団の争奪戦が伝えられる中、日ハムが見事、大金星を射止めた。メジャーでは2度のシーズン30本塁打を記録と、右の大砲候補としてポイントゲッターの役目が期待される。
1 2