「タケはあらゆる意味で特別」久保建英の契約延長に現地メディアも歓喜!2年延長で契約解除金は6000万ユーロを維持
新たに2年の契約を延長した久保。日本時間15日のCL・パリSG戦に出場する見込みだ(C)Getty Images
22歳の決断に称賛の言葉が送られている。
レアル・ソシエダは現地時間2月12日、久保建英との契約を2028-29年シーズンまで延長したと発表した。久保は2022年7月にレアル・マドリーから完全移籍で加入しており、2027年6月までとなっていた契約を、さらに2シーズン延長する形となった。契約解除金はは6000万ユーロ(約97億円)で据え置かれるという。
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レアル・ソシエダ移籍以降、高いパフォーマンスを続けてきたことで、チームの中心的な存在となっていた久保。その急成長ぶりには、欧州の名だたるビッグクラブも関心を示し、古巣のレアル・マドリーや、プレミアリーグのリバプールやマンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティなどが獲得へ動いているとも報じられていた。
すでに、ラ・リーガでもトッププレーヤーに位置付けられている久保の契約延長のニュースは、現地でも大々的に扱われている。
スペインメディア『as』では、「トゥスリ・ウルディン(レアル・ソシエダ)ファンの気持ちを高揚させる、素晴らしいニュースのひとつである」と伝えており、「来夏のタケフサ・クボの退団を回避するために交渉していることは知られており、冬の移籍市場でクボ獲得のドアをたたくチームが後を絶たなかった」と今回の契約延長の背景にも言及している。
同メディアは「2022年夏にアノエタにやってきたトゥスリ・ウルディンのスターはそれ以来成長を止めず、レアル・マドリーから650万ユーロで獲得し、現在は6000万ユーロの市場価値を持つまでになった」として、加入からの活躍により選手としての評価が高まったと指摘。さらに、「リバプールのようなヨーロッパのビッグクラブが、この夏にクボを獲得しようとしていることをクラブは理解していた」と振り返った。