「豊作」の抽選から5年 2019年ドラフトの「勝ち組」はこの球団だ
【ヤクルト】下位指名から遊撃レギュラーはお見事
ドラフト直後は星稜・奥川の獲得に成功したことがフィーチャーされていましたが、5位で獲得した八千代松陰・長岡秀樹を根気よく育て、ショートのレギュラー選手にしたことは、評価されて然るべきでしょう。
特にプロ3年目から139試合に出場するなど、1軍に定着。2年連続で規定打席に達し、現在はパンチ力も秘めた走攻守3拍子そろう遊撃手として、ファンから強い人気を誇っています。
上位指名のスター選手もまぶしいですが、スカウトが下位で見いだした素材型の選手がファームで汗にまみれ、スターダムにのし上がることもまた、プロ野球の魅力です。
現状、以上の3球団が「勝ち組」とも言えそうです。まだまだ発展途上の選手も多くいるだけに、真の評価は5年後どころか、10年後にならないと分からないような気もします。
この年のドラフトの「主役」だった佐々木朗希投手のさらなる活躍にも、期待したいところです。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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