大晦日は「RIZIN vs ベラトール」の全面対抗戦!堀口vs扇久保、3度目の決戦に「もう戦いたくないと言わせる」「借りを返さないと納得できない」
(C)RIZIN FF
格闘技イベント「RIZIN」が10月26日に会見を開き、今年12月31日に行われる『RIZIN.40』で「RIZIN vs. Bellator 5対5全面対抗戦」を行うと発表した。試合は「四角いリング」でRIZINルールで行われる。
フライ級では、ベラトール側で元ベラトール世界バンタム級王者で現RIZINバンタム級王者の堀口恭司が参戦。RIZINバンタム級JAPAN GP 2021優勝の扇久保博正と対戦する。
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バンタム級では「RIZIN.38」で扇久保を下したキム・スーチョルが出場し、元ベラトール世界バンタム級王者のフアン・アーチュレッタと激突。ライト級では、ホベルト・サトシ・ソウザ(現RIZINライト級王者)とAJ・マッキー(前ベラトール世界フェザー級王者)、フェザー級ではクレベル・コイケ(現RIZINフェザー級王者)とパトリシオ・“ピットブル”・フレイレ(現ベラトール世界フェザー級王者)が、それぞれ戦う。両団体の5人目の選手は調整中で、近日中に発表予定とのことだ。
どのカードも激戦必至だが、注目は日本人対決となったフライ級だろう。堀口はこの試合に向けて、「RIZINを裏切った形になって申し訳ないです。扇久保選手とは3回目ということで、もう戦いたくないと言わせるような試合をしたいと思います」とコメント。一方の扇久保は「堀口選手がこれまで戦ってきた相手、築いてきた実績は僕も本当に認めています。凄いことだと思います。ですが、過去2回、堀口選手と戦ってたくさん殴られたので堀口選手のことが大嫌いです。やられた借りは返さないと男として納得できないので、今回しっかり勝って借りを返します」と意気込みを語った。
さらに扇久保は、「フライ級と戦うということで、これから世界中のファイターたちがRIZINでフライ級世界一を決められる舞台にしたいと思っているので、その一発目として堀口選手と最高の試合をしますので、ぜひ注目してください」とも決意。3度目の対戦となる大晦日決戦は、どんな結末を迎えるのか。今から楽しみだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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