「息子と妻の為、家族のために」リベンジマッチ目前の扇久保博正、打倒・堀口に「全身全霊をかけて戦って勝ちたい」と強い決意
(C)CoCoKARAnext
12月31日、さいたまスーパーアリーナで開催される格闘技イベント『湘南美容クリニック presents RIZIN.40』の出場選手インタビューが29日に都内にて行なわれ、米国の「Bellator」との対抗戦に出場する扇久保博正が目前となった試合への心境を語った。
Bellator側の代表であり、過去2度の対戦でいずれも黒星を喫している堀口恭司とのフライ級マッチに挑む扇久保は「この10年間は堀口選手に勝つために戦ってきたと言っても過言ではない。明後日(31日)に戦えるのでうれしく思っている」と意気込みを表しており、「生涯最良の日にしたい。思い切り楽しませてもらおうと思っています」と言葉に力を込めた。
【関連記事】「心を折って最後にフィニッシュしたい」 リベンジマッチに挑む扇久保が力強い意気込み 階級転向は「フライが合っている」と自信も
また、約4年半ぶりに相まみえる堀口の印象を問われると「伝統空手の長い距離からの打撃と最近はATT(アメリカントップチーム)で習った寝技とか組み技がすごい強くなっている。『トータルファイター』というイメージ」と評しており、試合展開については「長いラウンド行くんじゃないかな」として、長期戦になると予想。
加えて、自身の選手像として、35歳になった現在と今後についての質問には「2006年から16年戦ってきていますが、ちょっとずつ終わりが見えてきていると言うのは事実ですけれども」と前置きしながら「自分のファイトスタイルは泥臭くてでも勝ちに行くファイトスタイル。最後まであきらめずに戦うファイターとして皆さんの記憶にも残りたい」とコメント、穏やかな表情のまま強い覚悟も覗かせている。