【DeNA】「最初から最後までベストオーダーが組めなかった」リーグ2位に終わった「誤算」をコーチ陣が告白
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今年もまもなく終わろうとしているプロ野球界。シーズンの戦いを振り返り、様々な「懺悔の声」も飛び交っている。
26日に更新された「野球いっかん」のYouTubeに今季、DeNAで野手総合コーチを務めた石井琢朗氏が出演。ヤクルトOBの宮本慎也氏と今シーズンの戦いを振り返った。
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リーグ2位に終わった今季に関して、石井コーチは「結局最初から最後まで僕らの考えるベストオーダーが組めずに終わってしまったシーズンだったな」と打ち明ける。具体的な内容としては、オースティン、ソトの両外国人選手の不振が響いたという。
特に痛かったのは開幕時の出遅れだった。オースティンはオープン戦終盤に離脱、4月に米国で右ひじの手術を受け、一軍合流は8月までずれこんだ。38試合出場はすべて代打のみと、チームの期待を裏切る形となった。
ソトにしても今季は17本塁打と2018年から2年連続で40本塁打をマークしている長距離砲にしては寂しい成績となった。
特にオースティンに関しては「打つ打たないじゃなくて、いるだけでやっぱり相手はプレッシャーかかってくれる」(石井コーチ)と、他の選手の負担軽減にもつながっていただけに、不在の代償は大きかったと認める。
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