【DeNA】「最初から最後までベストオーダーが組めなかった」リーグ2位に終わった「誤算」をコーチ陣が告白
三浦監督の当初の構想では勝負強いソトを7番に置くというプランもあったが、両者がそろわないこと、さらに開幕直後に主力選手にもコロナ禍が襲いかかったことで、オーダーを組むのに四苦八苦する時期もあったと石井コーチは苦闘の歴史を振り返った。
迎える2023シーズン。DeNAにとっては新たにV奪回へ向け、大事なシーズンともなるが来季に向けては力を入れたいポイントがあるという石井コーチ。
従来から得点力強化を課題として、「700点」を目標に掲げてきたが、今季のチーム総得点はリーグ4位の497得点に終わった。元々打線のチームといわれる中で「打てなくても勝つ」チームを目指し、キャンプ時からケース打撃など細かい野球の意識づけをナインに行ってきたが、「それが先だってしまって、持ち味である、爆発的、思い切りの良さが少し欠けてしまったのかな」と石井コーチ。自身の指導に反省の気持ちがあると語った。
セ・リーグではヤクルトが連覇を達成、どのチームも「ストップ・ザ・ヤクルト」を目標に掲げている。DeNAの巻返しに期待したいところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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