激震走る“玉突き移籍”はあるか 期限迫るFA市場で中田翔&山川穂高の通算521本塁打コンビの行く末は?
去就の行方が大きな注目を集める中田(左)と山川(右)。(C)CoCoKARAnext
フリーエージェント(FA)の権利を持った選手たちはいかなる決断を下すのか。彼らの去就がいよいよ決する時が迫っている。
FAとなる権利を有する選手たちは、日本シリーズ終了の翌日から土、日、祭日を除く7日間以内に、権利を行使するかどうかを表明しなければならない。今年は11月14日が“デッドラインデー”で、翌15日に正式に「FA」として公示される。
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今オフはここまで大きな動きはあまりない。ゆえにここ2日間が権利を有する選手たちにとっては、運命の時と言える。
目下、ファンやメディアの間で最大の注目を集めるのが、中田翔(巨人)と山川穂高(西武)の大型スラッガーだ。
今季に出場92試合と、秋広優人の台頭や主砲・岡本和真の一塁固定もあってプレー機会を減らした中田。昨オフに3年契約を結んだものの、毎シーズンオフに契約を破棄できる権利(オプトアウト)を持つだけに、海外FA権を行使する可能性はゼロではない。
プロ16年目で打率.255、15本塁打、OPS769、長打率.464と衰えは見えるものの、通算303本塁打の実績は十分。正式に決意すれば、獲得に動く球団は少なくないと見られ、すでに一部報道ではソフトバンクやロッテの可能性が伝えられている。