激震走る“玉突き移籍”はあるか 期限迫るFA市場で中田翔&山川穂高の通算521本塁打コンビの行く末は?

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 一方で山川は中田とは多少事情が異なる。今季は3月のWBCで侍ジャパンの世界一に貢献した31歳だったが、春先に起きた自身の不祥事で一軍出場はわずか17試合にとどまった。

 騒動もあり、国内FA権取得までの一軍登録日数には17日だけ足りなかったが、特例でFA資格を取得。通算218本塁打の大砲は公の場で「しっかり考えていかなければならない」と吐露しているが、いかなる決断を下すか。

 すでにソフトバンクが獲得調査を行っていることや、西武が単年での契約を提示したことなども報じられているため、FAとなっても獲得に乗り出す球団はありそうな気配だけに、キャリアを懸けた一大決心を下す可能性もある。

 その他には、広島の西川龍馬、ヤクルトの田口麗斗、楽天の茂木栄五郎、DeNAの石田健大、戸柱恭孝らにも行使の可能性がある。いずれもチームの軸になりうる実力者だ。また、オリックスの山崎福也、西武の平井克典らはすでに行使を表明。とりわけ山崎はヤクルト、DeNA、ソフトバンクによる争奪戦も報じられている。

 中田、山川、西川、山崎ら大物の動きによっては、玉突き移籍が起きる可能性もゼロではない。それだけに彼らの決断が球界にどう影響を与えるかも注目だ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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