ここまで拮抗した対決があったか? 阪神とオリックスの珠玉の攻防を物語る「3つのスタッツ」【日本シリーズ】
それを如実に物語るのが、両軍の主な攻撃スタッツだ。ここまでチーム打率(.259)、得点(16)、安打(35)といずれも全く同じなのである。抑えられたら、抑え返す、そしてわずかな隙も逃さない攻防を明確に示していると言えよう。
ここまで拮抗したシリーズがあるだろうか。連覇を目指すオリックスに、38年ぶりの日本一を阪神が食らいつくという構図が出来上がっている。また、野球の酸いも甘いも熟知する両指揮官の腹の探り合いのような采配も、ピリついた珠玉の攻防戦を演出している。頂上決戦にふさわしい展開だ。
お互いに一歩も引けを取らない対決は、どちらに勝利の女神がほほ笑むのか。緊張感が強まる攻防の行方を興味深く見つめたい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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