高木豊氏が期待する2024年シーズンに故障や成績不振から“カムバック”する選手の「名前」
高木豊氏
故障での長期離脱や成績不振でスランプに陥るケースが多いプロ野球。しかし、過去には様々な苦悩を乗り越えて、一軍の舞台に“カムバック”する選手もいた。球春到来が迫っているが、今年のプロ野球では復活を遂げる選手は現れるのだろうか。
現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチも務め、現在は野球評論家として活躍する高木豊氏は1月21日に自身のYouTubeチャンネルに「【期待選手】今年こそ復活すれば”優勝”の可能性もある!今年復活して欲しい選手について語ります!【プロ野球】」と題した動画を更新。2024年シーズンで故障や成績不振から復活を期待する選手について言及した。
【期待選手】今年こそ復活すれば”優勝”の可能性もある!今年復活して欲しい選手について語ります!
阪神では「復活したらこのピッチャーはすごいよ」と、今オフに育成契約になることが発表されたプロ6年目の髙橋遥人を指名した。「間違いなく勝てるピッチャーだよ。楽しみしかない」と高木氏が語るように、球界内ではそのポテンシャルの高さから復活が待ち望まれる選手の1人だ。
左腕は19年に3勝9敗、125奪三振を記録すると、翌年には5勝4敗、防御率2. 49、21年には7試合のみの登板も防御率1.65を記録した。将来のエース候補として期待されながらも、度重なる怪我に悩まされる髙橋に高木氏は「今年中には投げられるんじゃないかな」と予想。さらに、「本人が『万全です』って言ったら必ずローテーションに入ってくる。怪我明けだから様子を見ながらになるだろうけど、必ず投げさせると思う」と期待した。
DeNAでは山﨑康晃の名前を挙げた。右腕は昨年、49試合に登板して3勝7敗、20セーブ、防御率4.37に終わり、シーズン途中から中継ぎに配置転換された。しかし、高木氏はDeNAの今年の守護神について「もちろん競争だけど、山﨑康晃は守護神しか見ていないと思うし、彼は抑えが似合う。優勝するためには死守するんだという自覚をもって、臨んでほしいなと思う」と言及。守護神返り咲きへエールを送った。