F1を知り尽くす重鎮の発言が波紋 王者フェルスタッペンの現状に辛辣意見「踏み込みが出来ないならツノダみたいな普通のドライバー」
フェルスタッペンのドライビングスキルが、他のドライバーたちとは一線を画すものであると語るウィンザー氏。ウィリアムズやフェラーリといった名門でレースマネージャーを歴任してきた目利きは、辛辣な物言いを続ける。
「つまりブレーキングはマックスのコーナー進入方法の一部であり、彼独自のマシンのフロントの使い方なんだ。もし彼がコーナーに早めに進入し、正しいラインポイントだと分かっているところまで減速していくときに、その美しいバランス感覚を発揮するために必要なブレーキペダルの感触や踏み込みが出来ないのなら、彼は普通のレーシングドライバーになる。つまりユウキ・ツノダと同じようなもの。そして彼が伝えられることは他に何もない」
この危機的な状況をいかに打破していくのか。今こそフェルスタッペンには「エース」としての真価が問われているのかもしれない。セカンドドライバーの角田にも大きな影響を及ぼすだけに、『RB21』の状態改善の行方は興味深いものになりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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