今季中の電撃交代は白紙か レッドブル重鎮が角田裕毅に寄せた信頼と“課題”「計画ではユウキはシーズンを完走する」
ただ、オーストリアの専門サイト『Speedweek』のコラム内で「深刻なのは、ユウキがフリー走行ではマックスともコンマ1秒遅れ程度なのに、公式予選になるとその差が広がってしまうことだ。プレッシャーがかかると、彼はその中でうまくやれない」と訴えていたマルコ博士は角田への注文も忘れていない。
「ユウキは今も予選でだけ苦労をしている。特に、何らかの変化があったときに、彼は問題を抱えるようになっている。今の彼がとにかくしなければならないのは、ただただ、『できるだけ多くのポイントを獲得する』。それだけだ」
マルコ博士の言葉を鵜呑みすれば、一部メディアでしきりに報じられる“早期解雇”の可能性は低い。ただ、ここから先も低調なパフォーマンスが続けば、どうなるかは不透明な情勢なのは間違いない。
とにかく結果を出し続けること――。この課題を角田がいかに乗り越えていくのかに注目だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】フェルスタッペンは出場停止にリーチ、角田裕毅は調子が上がらず…不安要素“山積み”のレッドブルに伊メディアも厳しい視線「あまりにも大きな差だ」
【関連記事】「満足できるものではない」重鎮マルコが角田裕毅を名指し批判! 即時交代は否定も苛立ち隠さず「マックスに慣らし期間は必要ない」
【関連記事】「試したいことがある」角田裕毅の言葉ににじむカナダGPへの“自信” 独専門メディアが指摘する「新たな方向性」で“変化”は生まれるか






