「欧州に戻ってレースをするのが楽しみ」角田裕毅、イモラの週末に飛躍の期待 伊メディアはかつてのホームGPが「自信を取り戻す助けに」
また、イタリアモータースポーツサイト『FORMULA CRITICA』では、レッドブルが今回のGPでアップデート投入となることなどを説明。幕を開ける欧州ラウンドよりレッドブル、さらにマックス・フェルスタッペンの巻き返しに期待を寄せる一方で、角田に関しては、「日本人ドライバーは依然として“将来有望”と“確固たる実力者”の間のグレーゾーンにおり、毎週末繰り返されるテーマは『チームメイトとの差を詰めること』だ」と展望する。
だがその一方で、「とはいえ、イモラという舞台がツノダの自信を取り戻す助けになるかもしれない」と論じており、「このコースは彼がよく知るトラックであり、旧チームのレーシングブルズ(ファエンツァに本拠を置く)の拠点からも近い。今なお欠けている“フィーリング”を取り戻すチャンスになり得る」との予想も綴っている。
昨年まで、角田にとってイモラはホームレースとして迎えており、2度の入賞を果たすなど実績を残してきているサーキットだ。チームが変わって走る今回、角田の言葉から感じられる高い意欲が、さらなる好結果に結びつくことを大いに期待したい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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