4連覇中の王者フェルスタッペンを「倒せる」と豪語 角田裕毅が“エース”に異例発言 その背景は?「今はそれほど離れていない」

サウジアラビアGPでの飛躍を誓う角田。(C)Getty Images
声価を高める日本人は、中東の大都市での飛躍を誓う。
現地時間4月18日から行われるサウジアラビアGPで、レッドブルの角田裕毅は、チームのエースドライバーで、ドライバーズ選手権で4連覇中のマックス・フェルスタッペンに「勝てる」と断言した。
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自信は間違いなく深まっている。去る3月27日に異例の形でリアム・ローソン(現レーシングブルズ)とのシート交代を命じられた角田は、レッドブル昇格2戦目となった先のバーレーンGPでは9位に入賞。ピットインでの信号機トラブルに苛まれながらのポイント獲得は、クリスチャン・ホーナー代表が「かなり良い走りを見せてくれた」と評価したように、操作困難とされるマシン『RB21』に対する一定の対応力を感じさせた。
結果を出さなければならないという重圧下で、非凡なドライビングスキルを見せつける角田。もっとも、本人は英メディア『The Raceいとした。
まだ道半ば――。だからこそ、フェルスタッペンとの“競争”にも自信があるのかもしれない。絶対的エースとの差について「自分は、おそらくこの車を運転していて、完全にリラックスできていない。僕は急いでいて、完全にはコントロールできていない」「彼はすでにこの車に大きな自信を持っている。だから僕とは全く違う」と語る角田は、こう続けている。