角田裕毅のQ1敗退は「大惨事」 元F1名手が再びの電撃シート交代の可能性を指摘「ローソンと同じ状況に陥っている」

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 そうした情勢で強まっているのは、新たなシート交代の可能性だ。

 レッドブルは、開幕2戦目の中国GP後に今季に昇格させたばかりだったリアム・ローソンを「ローソンを起用したのは間違いだった」(ヘルムート・マルコ氏談)として更迭。姉妹チームのレーシングブルズから角田を緊急昇格させていた。

 しかし、角田は前戦モナコGPまでの6戦で、獲得ポイントは「7」のまま。“常勝軍団”の首脳陣が求めていた結果を残しているとは言い難い。現在、レーシングブルズの俊英アイザック・ハジャーが声価を高めていることもあって、25歳の日本人の価値は問われ続けている。

 無論、F1界のレジェンドたちは厳しい見方を強めている。角田のQ1敗退を受け、F1公式チャンネルで「敗退そのものに驚きはないが、20番手は予想よりも悪かった」と断じたのは、元ルノーのF1ドライバーであるジョリオン・パーマー氏だ。

「このツノダの結果は、レッドブルにとって大惨事だ。レッドブルは明らかにフェルスタッペンだけでレースを戦っている。ローソンをわずか2レースで降格させたのは、フェルスタッペンとともに戦えない、と判断されたパフォーマンスが理由だった。その上でレーシングブルズに所属していたツノダを起用したはずなのに、再び同じ状況に陥っている。レッドブルとして、現状をどのように説明するのだろうか」

 現地時間5月30日に行われたスペインGPのフリー走行後には、ホーナー代表から「決定までの時間は十分にある。ただ、来年もドライバーとして選考対象になりたいのであれば、さらに改善する必要がある」と最後通告的な言葉も受けた角田。「これ以上セットアップを変えても、もはや意味をなさない」とも語る25歳は、この苦境をいかに脱するのか。早くもレッドブルでのキャリアは、正念場を迎えている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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