48歳「じじい」葛西1年ぶり表彰台!54歳現役カズら高齢アスリート奮闘!

タグ: , , , 2021/3/4

 どこまで年齢に抗い続けるのだろう。スキージャンプの48歳・葛西紀明が国内大会で約1年ぶりとなる表彰台に上がった。3日の札幌五輪記念(宮の森ジャンプ競技場)に出場し、94メートル、98メートルを飛んで3位タイに入賞。「メッチャうれしい」と喜びを爆発させた。

・今すぐ読みたい→
田口麗斗と広岡大志の電撃トレードが異例のタイミングで発表された理由とは https://cocokara-next.com/athlete_celeb/background-of-trade/



 92年アルベールビルから18年平昌まで冬季五輪に8大会連続で出場し、世界中から「レジェンド」と称賛されている葛西。49歳シーズンとなる22年の北京五輪を目指すことをすでに明言している。現役にこだわり続ける理由は何なのだろうか。

 「いつまでやっているんだとか、若い選手に譲れとか言う人もいますが、僕の統計上、若い選手か、年をとった選手が頑張ると盛り上がる。腰や膝が痛くなったりすると、ちょっとジジイになったなっていうのは感じます。でも年齢を超えて挑戦する僕を見て『自分も頑張ろう』と思ってくださる方が多いようで、そんな方たちから僕自身も元気をいただいています。活躍することで、もっともっと元気にさせたいんです」。

 近年、高齢アスリートの奮闘が目立つ。大相撲では1月の初場所で現役最年長50歳の東序ノ口9枚目・華吹(はなかぜ、立浪部屋)が4勝3敗で勝ち越し。50歳以上の力士が勝ち越すのは116年ぶりの快挙だった。引退したが、バスケットボールでは20年にBリーグ・北海道の折茂武彦が49歳まで、プロ野球では15年に中日・山本昌投手が50歳までプレーし、いずれも最年長記録を打ち立てた。





 運動能力のピークは諸説あるが、20代といわれることが多い。加齢による衰えはどんな選手にも確実にやってくる。それでも若手に負けない武器を模索し、努力を続け、用具やトレーニングの進歩、競技環境や医療ケアの充実もあって、アスリートの選手寿命は飛躍的に延びている。

「アスリート/セレブ」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP ユメロン黒川:寝姿勢改善パッド「nobiraku」 寝ている間が伸びる時間

腰が気になる方!腰まわりの予防に、試してみませんか? 寝ている間が、ととのう時間。 nobirakuはパフォーマンス向上の為の“大人のお昼寝”にも最適!

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム