昨季のニューウェイ離脱にレッドブル首脳の見解は“真っ二つ”「性能を引き出すのに苦労」「大きな影響を与えない」
一方で、英メディア『PLANETF1』でのインタビューの内容として紹介されているホーナー代表の見解では、「1人の人物の退団が短期間でそんなに大きな影響を与えることはあり得ない。エイドリアン自身もそれを認めるだろう」などと指摘。ホーナー氏の言葉を受け、『THE SPORTSRUSH』ではニューウェイ氏同様、シーズン途中にスポーティングディレクターのジョナサン・ウィートリー、戦略責任者のウィル・コートニーといった複数のスタッフがレッドブルを去ったことなどを付け加えている。
両者のコメントの内容を比較する同メディアは、チーム内各ポストに新たなスタッフが就任しシーズンを迎えると説明し、「すぐに成果を上げるのは容易ではないだろう」と前置きした上で、「2025年はレッドブルにとって再構築の年となる可能性が高く、2026年のレギュレーション変更をきっかけに再びトップ争いに戻ることを目指すことになりそうだ」と見通している。
紹介されているように、低迷の要因に関しては多くの意見があることは間違いないだろう。そして、2025年のレッドブルは、チーム内の組織の変革も求められるシーズンとなるようだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】レッドブル入りで重圧を背負うローソン 新シーズンの戦いを米メディアも危惧「ツノダは準備が整っている」
【関連記事】角田裕毅を脅かす「17歳新星」の存在 マルコ顧問も推すリンドブラッド 早期のF1参戦を英メディアが有力視
【関連記事】「ユウキは本当に気の毒だ」ローソンのレッドブル昇格報道に英識者が憤り 角田裕毅を起用して「うまくいかなければリアム昇格もできた」とも