「アメリカンスタイルの意思表示だ」韓国メディアも阪神・藤川監督の激高シーンに注目 「坂本もあ然とした」

藤川監督は死球を受けた坂本に制止されながら、ベンチに引き上げていった(C)産経新聞社
20日の広島戦(甲子園)で阪神・藤川球児監督が激高した姿を見せたことが海外からも注目されている。
同試合はプロ初先発の伊原陵人が5回4安打無失点と快投、打線も初回から4番・佐藤輝明にホームランが飛び出し、5回にも試合を決定づける3ランを放つなど、阪神にとっていい流れとなっていた。
しかし、雰囲気が一変したのは8回の攻撃中のこと。一死一、二塁の場面、捕手の坂本誠志郎の打席で広島ルーキーの岡本駿が投じた初球のカットボールが抜け球となり、坂本の頭部を直撃。本拠地の甲子園のファンからも大きくどよめきが起きる中、藤川球児監督が猛然とベンチを飛び出してきた。
藤川監督の怒りは凄まじく、広島ベンチに「来い!」と手招きジェスチャーを示すなど、ヒートアップ。安藤優也投手チーフコーチらが必死に制止する中、広島側も新井貴浩監督、藤井彰人ヘッドコーチも入り乱れて、不穏なムードが漂った。
これには危険球を受けた当の本人の坂本までが止めに入る事態となり、最後はベンチに引き上げていった。投げた岡本は危険球退場、警告試合となった。
この場面について韓国メディア「OSEN」では試合の様子を伝えるとともに、藤川監督が「この瞬間、いなづまのように飛び出し、相手のベンチで怒りを解き放ちます」と表現。
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