阪神Vメンバーの知られざる獲得秘話 矢野燿大前監督が語った「舞台裏」とは

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 もう1人、今年の阪神を支えたメンバーで矢野氏が指名し入団が実現したのが、中野拓夢内野手だという。村上と同年の2020年6位入団。

 ルーキーイヤーからレギュラーとして試合に出場し、新人ではNPB史上3人目となる盗塁王を獲得した。

 3年目の今季は遊撃から二塁にコンバート。二塁手としても高い守備力を誇り、シーズン開幕前にはWBC日本代表として世界一奪還に貢献すると、ここまで不動の2番打者として走攻守にわたる活躍をみせ、現在DeNA・牧秀悟、中日・岡林勇希らとシーズン最多安打記録を争っている。

 村上と同じく、中野もドラフト時、阪神の獲得最終リストからは外れていたというが、矢野氏は「左打者であそこまで引っ張れる選手はなかなかいない」と、バッティングを評価。

 ドラフト下位で獲得を果たせそうな選手としては潜在能力の高さを評価し、球団編成に相談した、再度獲得リストに戻してもらい、見事獲得に繋がったという。その後の活躍は多くの人々が知るところとなっている。

 シーズンが進み、今季もまもなくドラフトの季節を迎える。各選手をめぐる各球団の駆け引き、また関係者の思惑がからんで毎年ドラマが生まれるこの時期。阪神18年ぶり優勝の陰に果たした矢野氏の功績もまた大きかったといえそうだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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