矢野阪神 未だ1勝でいよいよ「身内」から「休養勧告」 ちぐはぐ采配にも疑問噴出

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 弱り目にたたり目だ。阪神は13日の中日戦(バンテリンドーム)に0―1と敗れ、今季2度目のサヨナラ負け、引き分けを挟んで5連敗となった。開幕16試合で1勝14敗1分け、勝率6分7厘はプロ野球史上ワースト。負の連鎖が断ち切れない現状にはとうとう身内からも厳しい声が出始めている。

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 チームに激震が走ったのは試合前のこと。13日の中日戦に先発予定だった伊藤将を含め、藤浪、江越が新型コロナウイルス陽性判定を受けたため、登録抹消となった。

 代役先発を務めた小川は5回途中2安打無失点、その後のリリーフ陣も粘り強く投げるも、0―0で迎えた延長10回。9回から登板し好投していた6番手の加治屋が一死一、二塁からフォークを大島に捉えられ、無念のサヨナラ負けとなった。

 投手陣は苦しいながら試合を作るも打線は直近4試合で2点以下、リーグワーストの39得点と貧打にあえぐ。選手の状態に関して矢野監督は「みんなの状態がめちゃくちゃ悪いわけじゃないが、1人1人の状態が上がってこないと」と奮起を促すも光が見えてこない。





 一方、この日の試合でポイントとなった10回に加治屋が続投となった場面では経験のある岩崎を起用すべきだったという論調が多く見られた。

 「ここまで負けが込んでくるとすべての采配に疑問の目が向けられる。首脳陣も何とかチームを上向かせようと色々やっているのだろうが、苦しい状態が続いている」(球界関係者)

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