矢野阪神 未だ1勝でいよいよ「身内」から「休養勧告」 ちぐはぐ采配にも疑問噴出

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 やることなすこと裏目に出る矢野監督は、とうとう「身内」からも見放されつつある。

 「在阪スポーツ紙の中でも阪神寄りのスポーツ紙として知られるデイリースポーツの記者コラムでいよいよ、矢野監督への休養勧告が飛び出しました。裏を返せば、球団を応援する立場の新聞がここまで書くということには覚悟も感じる。先日の甲子園でファンの乱闘騒動もあったようにファンの球団への怒りも激しさを増しており、ファンの声を代弁しているともいえる」(メディア関係者)

 13日付けの「デイリースポーツ」に掲載された松下雄一郎記者による記者コラム「松とら屋本舗」では、連敗が止まらない苦しいチーム状況を嘆いた上で矢野監督に対し「早く休養してくれないかな・・・」と踏み込んでいる。理由としては監督就任以来の功績を認めた上で、最近の窮状を見ているのがしのびないとした。

 「正直、矢野監督としたら何を言われても言い訳ができない、厳しい状況にはある。すでに今季限りでの退任も決まっているが、4月の時点でここまで落ち込むとは誰も想像できなかった。ただ勝利を願うファンがいる限り、どこかでフロントも手を打つ必要は出てくるのではないか」(球界関係者)と今後はフロントの動きにも注目が集まりそうだ。

 とにかく今のチーム状況を打開するには打つしかない。14日の中日先発は昨年、最優秀防御率、最多奪三振と投手部門で二冠に輝いた球界屈指の好投手、柳が予定されている。苦しいときにこそ人は真価が問われる。今度こそナインの力を合わせてファンの溜飲を下げる勝利を期待したい。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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