「阪神と巨人が優勝争いをするのが1番」 阪神・岡田監督が思う「伝統の一戦」の役割とは
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新しく阪神の指揮を執る岡田彰布監督(65)に期待の声が高まっている。V奪回を目指す来季はどんな野球を見せてくれるのか。岡田監督にCoCoKARAnextが独占インタビューを敢行。最終回となる今回は、V奪回に賭ける思い、「伝統の一戦」について聞いた。
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ヤクルトによる2連覇で終了した今シーズンのペナントレース、今やどの球団も「打倒ヤクルト」を掲げている。それは阪神にとっても同じだった。今季はヤクルトに対して11勝13敗1分けと負け越した。神宮で戦ったCSファイナルステージでも3連敗と涙を飲んだ。岡田監督もこの点に関しては「セ・リーグとして2年連続優勝しているので、他のチームも打倒ヤクルトなんじゃないですかね」と対ヤクルトへの意識を明かした。
一方で阪神といえば、プロ野球ファンにとって注目せずにはいられないのが「伝統の一戦」といわれ、古くから名勝負を繰り広げてきた巨人戦だろう。岡田監督にとってこの点を聞くと、こんな言葉が返ってきた。
「伝統の一戦は楽しみですよ。まあ、阪神と巨人が優勝争いをするのが1番かもしれない。プロ野球を盛り上げるという意味ではね」と、阪神と巨人が優勝争いを繰り広げることで多くのファンが喜び、野球界が盛り上がることも分かっていると語った。すでに巨人・原監督は岡田監督の現場復帰に関して「1つ先輩ではありますけど、同世代でまたプロ野球界に監督として戻ってこられたのは大きな刺激」と歓迎している。