「エラーの数は気にならない」阪神・岡田監督が考える、勝てるチームにするための 「最適解」とは

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 新しく阪神の指揮を執る岡田彰布新監督(65)に期待の声が高まっている。V奪回を目指す来季はどんな野球を見せてくれるのか。岡田監督にCoCoKARAnextが独占インタビューを敢行。3回目となる今回は「課題編」、近年は失策数の多さもクローズアップされているチームで、岡田監督はどうとらえているのか。

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 今季の阪神のチームの失策数は「86」。5年連続でリーグワーストという不名誉な記録も更新してしまった。これには、打球がイレギュラーしやすい土のグラウンドである甲子園球場を本拠地としていることも要因としてあがる。今季ショートを守った中野はリーグワーストとなる「18」失策を記録した。この点について岡田監督は、中野の勝負強い打撃を生かす意味でコンバートを考えているという。

「中野は18個とエラーの数も多かった。ショートにしては肩が物足りない。肩が弱いと守備位置が前になってきて、ヒットゾーンが広くなってしまうのも問題。でも、中野のバッティングは絶対必要なので、思い切ってショートは木幡(竜平)という肩の強い選手もいる。木浪もキャンプでは思った以上に肩の強さも見せてくれたし、バッティングも良い時に戻ってきている。ショートはその辺で固めようと思っている」

 小幡や木浪によるショート争い、さらにセカンドには中野、日本ハムから加入した渡辺など多くの選手の可能性を見極めながら、起用していく方針を示した。

 さらに注目は岡田監督の「エラー」についての考え方だった。近年、ファンの間からも阪神のエラーの多さはクローズアップされることが多い。ただ、指揮官はチームの失策数についてはそれほど気にしていないという。

 なぜならば「負けるとエラーの数とかもクローズアップされる。だから数の意識はしてない」としながら、目を向けたのはエラーが生まれる背景だ。

「今年はリリーフ陣で防御率1点台の投手もいたけど、そのブルペン陣で借金が10個あった。いかに大事な場面で、エラーが絡んでいるんじゃないかと見ている。大事なところでゲッツーを取れずに残ったランナーが得点になったりして。自責点にはならないけど負け投手になってしまう」と終盤の競った場面、勝負どころで守備の弱さが出ると分析。プレッシャーがかかるシチュエーションでエラーが出やすいとし、その点で意識づけ、改革が必要だと感じているという。

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