マドン監督解任で大谷翔平の“起用法”や“移籍”に影響は?岩村明憲が見解「優勝を目指せるなら…」

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「二刀流をしっかり確立させた」昨年の活躍が大きかったと岩村氏。起用法に急激な変化はなさそうだ。(C)Getty Images

 大谷翔平が所属するロサンゼルス・エンゼルスは6月7日(日本時間8日)、成績不振を理由にジョー・マドン監督の“電撃解任”を発表。“リアル二刀流”として起用し続けるなど、大谷の良き理解者であった同監督の解任により、これまでの起用法からの変化や、来シーズンオフに取得予定のFA権を行使し移籍する可能性など、様々な話題が世間をにぎわせている。

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 元メジャーリーガーで現在は独立リーグの福島レッドホープスで球団社長・監督として活動している岩村明憲氏は、マドン元監督の解任による様々な影響について見解を述べた。

まずは二刀流の起用法について岩村氏は「監督が変わったからといって、これまでと大きく変わることはないと思います。昨年あれだけの成績を残して、二刀流というものをしっかり確立させているからです。もしそれが確立される前だったら、それぞれの監督によって起用法が変わるということはあったかもしれません」と今後の起用法の変化はあまりないのではないかと言及。

 一方で、来シーズンオフの移籍の可能性については「マドン監督が全てではないですからね。選手がやりやすい環境は、監督が作るだけではなく球団側も作ることなので。やっぱりここに残った方がいいなとか、エンゼルスで優勝を目指すことができるとわかったら、残留の可能性はあり得ると思います」と大谷の去就を自身の経験から語った。

 二刀流として活躍してきた大谷の起用法に監督交代による影響があるのか、来シーズンオフは去就をどう決断するのか、日本の至宝の今後に大きな注目が集まる。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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