ソフトBと西武の強さと課題 岩村明憲キャンプレポート
岩村明憲のプロ野球キャンプレポート第一弾。
ヤクルトスワローズやメジャーリーグ、日本代表で活躍し、現在はBCリーグ福島レッドホープスで監督兼球団社長の岩村明憲さん。宮崎で行われているプロ野球のキャンプを視察して、感じた事は…。
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3連覇を目指すホークスの強さの秘訣
2年連続の日本一に輝いたソフトバンクは練習量が凄まじいと感じました。
午前中はひたすらランニングをしていました。工藤監督としても、日本一にはなれたけど、リーグチャンピオンになれなかったのは故障者が多かったからという思いがあるのでしょう。その故障を減らすために、今のうちから体づくりに力を入れるという考えだと思います。
きついランニングを練習の最初に取り入れることで、体力強化・体づくりということに集中して取り組めるのでしょう。ただ、見ている人からするとずっと走っているだけなので、面白くないかもしれないですね(笑)。
ソフトバンクの練習は、雰囲気としては明るいし、さすが王者の風格といった感じで自信に溢れていました。しっかり自分で考えて練習できている。それぞれの選手が、やることをやっている自負がありますね。
内川選手や松田選手といったベテラン、脂の乗った選手も甘えることなく練習をこなしていました。それが強いチームの所以(ゆえん)だと感じました。