「エンゼルスは呪われている」大谷翔平の3試合連続安打も実らず…チーム史上ワーストの12連敗に現地記者が嘆き

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この日も大谷に一発は生まれず。チームも泥沼の12連敗を喫した。(C)Getty Images

 現地時間6月6日、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は、ホームのエンゼルススタジアムで行われたボストン・レッドソックス戦に「2番・DH」で出場。第1打席はライト前ヒット、第2打席はファーストライナー、第3打席は空振り三振、第4打席はセカンドゴロと、4打数1安打に終わった。試合は0-1でエンゼルスが敗れている。

【動画】大谷翔平のセカンドゴロでゲームセット…最終打席の映像をチェック

 昨日行われたフィリーズ戦では逆転サヨナラ負けを許し、6年ぶりの11連敗を喫してしまったエンゼルス。前日の試合で二塁打を放つなど、2試合連続安打をマークしていた大谷は、第1打席の6球目、低めのチェンジアップを片手で拾い上げる技アリのバッティングで、ライト前ヒットを記録した。

 その後、続くマイク・トラウトにもヒットが生まれチャンスを迎えたが、4番ジャレッド・ウォルシュのファーストライナー時に大谷の2塁ベースへの帰塁が間に合わないというらしくない走塁ミスで、ダブルプレーを与えてしまった。

 その後の第3打席には、2死二塁と一打逆転の場面で回ってくるも、高めの直球に空振り三振を喫した。さらにエンゼルスが0-1と一点ビハインドで迎えた最終回、大谷に二死で回り同点弾の期待が高まったが、初球の変化球をひっかけ、セカンドゴロに打ち取られ最後の打者となった。

 この日、エンゼルス打線は、レッドソックスのマイケル・ワカ投手の前に大谷のライト前ヒットを含む3安打のみと、完璧に抑えられた。大谷自身は3試合連続のヒットを放つなど、調子は悪くなさそうではあるものの、チームの勝利が遠すぎる。単一シーズンでの12連敗は、フランチャイズ史上ワーストとなり、不名誉な記録更新となってしまった。

 そんな絶不調のチーム状況に、『FOX SPORTS』アナリストのベン・バーランダー氏が「エンゼルスは呪われている」とツイートすれば、地元メディア『AngelsWin.com』も「今夜のエンゼルスに魔法はかからなかった」と、泣き顔の絵文字で連敗が止まらないことを嘆くツイートを投稿している。

 シーズン開幕からリーグ首位にいたはずが泥沼の12連敗。大谷はこの長いトンネルを抜け出したいチームの救世主に、明日こそはなれるのだろうか。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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