エンゼルス痛恨の3連敗は「様々な意味で状況が悪化した」 退場宣告の指揮官は「怪我を言い訳にしない」と苦渋のコメント
痛恨の3連敗にネビン監督も落胆を隠せなかったようだ(C)Getty Images
痛恨の3連敗、負傷者も相次ぐなど散々な結果に終わった。
現地時間7月5日(日本時間6日)、エンゼルスはパドレスとのカード最終戦を戦い、3-5で敗れた。一時は2-1とリードする場面はあったものの、終盤の7・8・9回で失点を重ね、打線も2点差を跳ね返すことができないまま黒星を喫した。
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大谷翔平は「3番・指名打者」で先発出場するも、パドレス先発のセル・スーゴの変化球にタイミングが合わず、3打席連続で内野ゴロに仕留められている。4打席目も凡退し、この日もヒットは出ず、3試合連続でノーヒットに終わった。
オールスター前、リーグ下位に沈むパドレス戦に対し勝ち星を得られず、さらに主砲マイク・トラウトの長期離脱も発表され、良いところなく敵地での3連戦を終えたエンゼルス。貯金もわずか1となり、プレーオフを目指す上で痛すぎる連敗となった。
この結果を受け、メジャー公式サイト『MLB.com』もエンゼルスの先行きについて特集記事の中で見通しを綴っており、今後への不安が募る内容となっている。
試合後に配信されたトピックでは「水曜日にペトコ・パークで行われたシリーズ最終戦では、パドレスに3試合連続で落胆する惨敗を喫し、3-5で敗れた。エンゼルスにとっては様々な意味で状況が悪化しただけだった」とこの日のゲームを振り返った。
同メディアはトラウトや、パドレス2戦目のゲームで自打球により負傷退場となったアンソニー・レンドンの状況について「トラウトの欠場は4週間から8週間。レンドンは水曜日にILを回避したが、金曜日にプレーする準備ができていなければIL入りの可能性もある」と記している。