開催が待たれるF1 財政難回避のためハミルトン、ベッテルが年俸減額の申し出
予期せぬスポンサーの撤退も・・・
メルセデスの今季型F1マシン(ダイムラー提供)
各チームともシーズン途中に新規スポンサーを開拓することもあるが、新型コロナウイルスの感染拡大でシーズンの進行が不透明な部分もあり、露出度も多くは見込まれない。その結果、スポンサー獲得が難航する恐れもあり、予期せぬスポンサーの撤退も十分にあり得る。
2008年のリーマン・ショックで景気が一気に冷え込んだ時はワークスチームとして参戦していたホンダが同年限りでの撤退を決め、トヨタ、BMWは09年を最後に活動を休止した。今季に限ってもチーム規模が小さいウィリアムズ、ハースが撤退危機に直面しているという。
新型コロナウイルス禍では興行も成り立たないのが実情だが、かといって今季全戦が中止されるとF1に携わる多くの人間が路頭に迷いかねない。まさに五里霧中だ。
[文・写真/中日スポーツ・鶴田真也]
トーチュウF1エクスプレス(http://f1express.cnc.ne.jp/)
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